沖縄出身の犬おやじ。
沖縄の人達のお家を守る立派なシーサーになることができずに、シーサー一族から見放されて仕事を転々とします。
とある沖縄の水産加工会社でカニを見張る仕事をしていた袴田さん。ある日 『カニ大量行方不明事件』が発生し、クビになってしまいます。
じつはその時、袴田さんのおなかはパンパンにふくれていて、口にはカニの殻が・・・。
この事件後、シーサー一族は「シーサーのイメージを悪くした」という理由で、袴田さんを沖縄からも追い出しちゃいます。
流れ流れて旅の空。
いつしか袴田さんはコレピク村へとたどり着きました。
そんな折にある人から「ネジ作りの内職はもうかる」とのアドバイスを受けた袴田さん。
少ない貯金をはたき、高い機械を購入してネジ作りの内職を始めましたが、思ったほどもうかりません。でも、他に仕事のあてもなく、今も寝る間を惜しんでネジを作っています。
よく電話で話しているのは、納品の催促がきているからなのです。